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先週、12月4日(土)~5日(日)まで、
全知Pの会長会が東京で行われました。

この、総会では、これからの障害児教育についての勉強会や
全国から集まったPTA会長さん達の意見交換会などが有りました。


「知的障がいと発達障がいの教育の在りかたについて」
ー課題と展望ーと題する講演が有りました。

横浜国立大学教育人間科学部  関戸英紀先生のお話

発達障害が増え続けていて、
もう、支援学校や養護学校の在籍者がいっぱい。
地域の学校でも、特別支援学級が増加している。

そこで、求められるのが担任教師の専門性および
指導力の向上が望まれると話されていました。

そして、インクルーシブ教育についても話されていました。
インクルーシブ教育(障害児を可能な限り通常教育環境に近づけること)
いわゆる、障害者と健常者間の垣根を取り除く教育と言えます。

分かりやすく言うと、どんなに重い障害の子どもでも、
地域の学校で健常な子どもと一緒に学び、
一緒に成長していこうと言う教育と言えます。

「知的障害・自閉症教育と中央教育審議会の動向」

文部科学省特別支援教育調査官   石塚謙二先生のお話

特別支援学校の教員免許の在りかたについて、
6年間かけて取るとかの話も出ている。
中央教育審議会でも検討されています。

学校教育法第81条
高校において、特別支援学級を設置できるが、
制度上不備があります。カリキュラムを特別に出来ない
それは
、義務教育ではないので高校のカリキュラムしか使えません。
それも、中央審議会の議題に上っています。

特別支援教育についても、
各教科、科目がフイットした内容か?
例えば「障害児教育を理解していない関係者が
中学3年で小1の勉強を教えている事」などは、
年齢に相応しい内容かを検討し、文部科学省で
決められている事を知って頂きたいとおっしゃられていました。


「放課後と余暇支援の今後と課題」

厚生労働省障害児支援専門官  光真坊浩史先生のお話


自立支援法の改正で3回目12月に通りました。
精神障害の中に、発達障害が含まれる。

地域移行のためほとんどの人にサービス
福祉型の支援(児童)訪問型の支援など、
すべて一元化されていく

<嬉しいニュースとして児童デイサービス20歳までとなりました。> 
       今までは18歳で終わっていたのです!
12月6日制度改革も見直し2011年4月まで実施される。
それらも、推進会議で検討中です。

放課後支援(寮育手帳)増えています。
身体は重度が増えています。
なぜ、必要か?児童デイサービス事業
放課後児童クラブ増えています。受け入れを促進しましょう。

小さい所でも預かれる様になっています。
市長村・0歳から発達支援
何もしない場合は日中一時支援を使って下さいとのこと。
行動援護も増えています。ヘルパーさんと出かける。

理解が無いと広がらないです。
児童デイは26、000人預かっている。
障害児支援の強化。放課後対策として打ち出して行く。

「富山型デイサービス」における障害のある児童の受け入れ。
住宅型施設でサービスを提供。子どもの居場所。
新しい児童デイサービスの実践例 
キッズベランダBe(キッズベランダヘビィ)石川県「アートなどを学ぶ」

エイブルベランダB「英語で遊ぼう」太鼓・陶芸・など
本物に触れさせる。就労支援もしている。
ピアサポートもしている。お互いが働き手としてやっている。
選択をして、もらい。生きる力を育てる。などの紹介もして下さいました。

5日は、全国から集まったPTA会長さん達の意見交換会が行われ
この会の在り方や開催回数なども話合われ情報交換の時も、
熱い話し合いとなりました~!!全国の皆さんは熱いです。
私も、この全知Pでの情報を得て地域に持ち帰り実践しようと考えさせられました。

素晴らしい全知Pの総会に出れた事を誇りに思います。

さて、総会もさることながら、
この繋がりで仲間のお父さん(さくら親児会)さんがブログに、
かっこ先生の講演会と映画の記事を書いてくれてます。


私は、それを読んでから、かっこ先生の事をもっと知りたくて
本を読み大ファンになり、「宮ぷー」さんの事や「おはなしノート」の事を知りました。

今回も、東京にて私の事情を話し、
これからの方向性を考える為に
徳島で座談会を開き、
これからも繋がって行こうと言う話しになっています。

私の夢としては、どんなに重い障がいが有っても、
自分の地域で生きて幸せに暮らして欲しいと思っています。
その為にもいろんな人に子どもたちの障害特性を理解してもらい
支援して行きたいと思っています。

だから、かっこ先生が広めて下さっている。
おはなし広報大使」になって、「おはなしノート」を活用して、
もっと、支援の仕方を改善し、心も通わせやすくしたいです。


大分県の(さくら親児会)さんのブログはここです。

                ↓
http://sakuraoyajikai.junglekouen.com/e308754.html

 
  「かっこ先生繋がり」の記事はこちら
            ↓

http://sakuraoyajikai.junglekouen.com/e341784.html


おはなしノート」のダウンロードはこちらです。
         ↓
http://ohanashi-daisuki.com/talk/note/n1.html



拍手[3回]

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お待たせしました。続きです!

そしてお待ちかねの懇親会です。

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福山支援学校会長さん参加の
PTA会員による演奏です。
曲は「キセキ」です!
素晴らし演奏でした。

中四国大会報告および協議会(二日目)2010年11月20日

夏の富山大会(第5分科会) 
 鳥取県米子支援学校会長さんの発表
地域とPTAが連携した取り組みと成果 我が校は1・78%の就職状況です。
127名の高等部合計223名
保護者からの啓発もして欲しいと感じる。県とタッグを組んで頑張っています。高等特別支援学校設立の原動力。就労促進セミナー作業公開や卒業生の発表パネルディスカッションも、
今年度のものDVDローカルケーブルTVで公開
一般校の方もさんかしてくれた。三分の一一般就労している。
細かい支援がすばらしい
会長「横の繋がりが出来た。」
障害が有っても働けることをアピールできました。
ハローワーク米子の人が来てくれて話しをして下さった。
 生徒の意見発表もしてくれた。
そして、実際に働いている卒業生も参加して
パネルディスカッションを行う331名の参加が有った。
「これが有るから障害者雇用が出来ない理由」もはなしてくれた。

研究会で保護者のモチベーションの向上を図る。
卒業後の組織が細いのでサポート体制を作る。
心の支えや就労支援「保護者のサポート部」が出来た。

境港で講演会が決まっている。
中海の沿岸で清掃作業を行う230名もあつまってくれました。
しかも、回りの人からも声が上がっている。
「親父の会」もできました!そうめん流しなども作ったりした。
今後の展望 楽しくセミナーをしたりみんなが協力しあって
高いレベルで子ども達をサポートしていきたい。

キーワードは「お互い様」をモットーに頑張っていく。
みんなのポロシャツを30数名の人が買ってくれて
「働くぞ!」という意識が出る。と喜んでいます。
一人一人が頑張って動いているぞ!
人と人との繋がりで進化していく。
大きな夢世界に広がってみんなと踏み出して行きたい。
「お互い様」の心で!

※企業の方からの
「これが有るから障害者雇用が出来ない理由」内容
「受けようと思ったらトイレを改装しなければならない」
後でお金が入る?そのお金は支援金が出ない。」
後手後手のサポートだった。
との熱い発表をしてくださいました。


<私の仕事と職場>
  株式会社ププレひまわり
 人事総務部 宮澤様
ドラッグストアの運営 (広島 岡山 兵庫) 店舗 75店舗
 
従業員1231人
男性2割女性8割
障害者雇用 7名
実際の仕事
(応対)
バックヤードにハンディを持った人を押し込める事は出来ない。
6時間の仕事お店にいる時間2~4時間お客様と接している。
Tさん、一年6か月
店頭・駐車場の掃除 店内ではたき掛け・クモの巣取り
お客様にも笑顔で挨拶
朝礼 10分間ある お客様へ発送する封筒づくり 
毎週300通に封筒をあけて入れやすくしている。
シュレッターをかけたり、
伝票番号のデーター化をする。
目標はミスをしないようにする事。指導も上司から受ける。
社内メールを送り毎週報告 POPのパウチ(ラミネート)もしている。
前は手が書き簡略化した報告書を作成している。
「時に厳しいコメント」も有ります。(笑)

約20名のお店
Oさん、一年六ヶ月
店内メンテナンス
商品補充・清掃
店舗の商品は1万点以上ある。
商品を前だししている。
商品どうしが当たらない様にしている。」
POPのパウチ試飲ようの補充 
マットの掃除 重たい荷物運びもしている。
お客様の車まで運ぶサービスも行っています。

{企業が求める学生}
はぴすま活動ハッピースマイル活動 発表をしている。
店長いわくしゅん太郎になっていた。
{本人は頑張っていた}と言う。
従業員がお客様に接して行くのが仕事なので・・
なかば強制的なリハビリと考えている。
人にみらてている。求めるもの・・・

業務の基本プロセス
業務開始→ミス発生→ミスの認知→報告→解決→評価
 
素直さ コミュニケーション
能力→報告・相談・行動
「すみません、失敗をしました。」
この言葉が言えない人がいますが
人に話す事は業務に欠かせない。
ほう・れん・そう この部分を家庭で育てて欲しい。

今後の課題
・必要なタイミングで報告を行う
・素直に、正確な報告をする「足がすくんでいる」
 
一歩前に出て欲しい。
・自分で失敗に気付き行動を起こす。
 
<企業が求めるもの>
 
①職場としての取り組み
伝票・・・50枚
結構な額になる。エクセルなどの業務を簡単な物にする。
確認は3回行う。マニュアルをこしらえて業務をさせている。
ミスが減った。職場での準備が必要だった。
②家庭での環境作り
・会話(ありがとう、ごめんなさい)
礼儀・しつけ
 
会社側
「子はかすがい」4%が1%に減った失敗。
ミス、彼らが悪いのでは無い
自分達も努力する必要が有った。
お互いに教えられている。
雑巾を持ったっまま接客をした。
うそをつく。
ごまかし。実は・・・ということも有る。
鼻がむずむずしてほじってしまったりのミスもある。
家庭でちょっと意識して欲しい。
家庭の状況が職場で出る。
彼らは苦手な部分が多いので取り組んで行きたいと思っています。
 
「質問」
入社時 ジョブコーチは?
パートの人から文句が出て退社してしまった人もいます。
 
ジョブコーチは複数回現場の方に来ていただいた。
仕事の出来映えは100の中で10ぐらいです。
お客様が座っても汚れない様に掃除を頑張っている。
分からない出来ないのは前提としている。

嫌がらせは?・・・有ります。
複数名います。目あわないとか黙っていて気持ち悪いとか。

☆難しい会話はいりません。
「おはようございます。」などのあいさつをして貰う。
 
①本人に膝をつきあわせて話し合う。
「彼らはこういうものなんだ」と教える。
②話しかけて報告して苦手としている人に対して
人間関係を作るように育てる。
この子は朝5時に起きてバスに乗って通勤しているよと本人の事を教える。
 
「質問」
お客様商売、すごくリスクが高い所を
あえて取り組んでいるのはなぜか知りたい。
バックヤード倉庫番など?
 
理由「他に無いから」
仕事が無いから
やり方が確立されてる。
まとめたら仕事になるのでは?
キーボードを拭くなど仕事を障害者の人の為に作る。
伝票や封筒など仕事を作る。
リスクは大きいが、見て直せる所は直していく。
二回入力させてミスを減らしていく。
ミスは自分達もおなじなので、助言をしている。
未然に仕組みを作るなど。
 
「質問」
会社への通勤
給料?使い道?
 
Tさん、電車とバス
9時から4時 定期貯金をしている3割は携帯電話に払っている。
使いすぎになってないかチェックしましょう。
 
Oさん、自転車10分
11時~PM6時まで
自動車学校へいっている
 
良かった事など?
Tさん、ミスが減って来たことが嬉しい。
お客様への対応が出来分からない事は店長を呼ぶ。
 
Oさん、
接客が出来るようになって来ているのが良かった。

辛かった事
Tくん、Oくん、辞めたいと思った事も有る。
辞めなかったのは他が無い
Tくん、先生からの助言「このクラスでは辞めないように」と言われた。
 
自信を無くしているが、自信を持たせないようにしている。
謙虚さが無いので「傲慢」な所があるからそこを指導している。

この話を聞いて耳の痛い親御さんもおられた事でしょう。
とても勉強になりました。
このような素晴らしい中四国ブロック大会に
参加できて本当に良かったです。

拍手[1回]


第21回 中国四国地区特別支援学校
PTA連合会研究協宇議会 2010年11月19日

この大会に参加する為に、子どもを預ける必要が有り
地域の施設にお願いしたのですが、
5箇所の施設から断られ
もうどこも行くあてが無く困っていた所
最後に引き受けて下さる所が見つかり
無事参加できました!!嬉しい~

さて、今回はマイカーに、
二人の副会長さんを乗せての旅となりました。
役2時間半ほど到着できました。
前日に3時間以上掛けて子どもを預けに行ったので、
広島がとても近く感じました。

会場近くにやってくると、
寒い中、ピンクのジャンパーを着たPTAのお母さん達が
道案内の看板を持って道路に立っておられました。
この案内で無事会場に到着できました。
ありがとうございました。

今年の夏の大会でお会いした顔や
昨年の中四国大会でお会いした顔を見れて
本当に嬉しかったです。
女性の会長さん方と思わずハグをしちゃいました。
(*^。^人^。^* )
男性陣とは握手をさせて貰いました~嬉かったです。

そして、お出迎えに
生徒さんによる「ソーラン節」を演奏してくれました。

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子ども達の頑張る姿にうるうる。



この後学校見学をさせて貰いました。
調理室からいいにおいがしていました??
なんと、
お昼のお弁当の時に「トン汁」が出てきました。
そうです!あのいいにおいは「トン汁」だったのです。
保護者の方達が私達の為に作ってくれていたのです。
とても美味しくいただきました。
福山特別支援学校さんの暖かいおもてなしに感激しました。
そして、お茶菓子や手作りの「紅茶クッキー」も美味しかったです。
2275bae9.jpeg





ありがとうございました。

午後からは、

「卒業後の豊かな生活を作る家庭教育・学校教育のあり方」
 山口大学教育学部教授松田信夫先生の講演

夏の暑い時にシーツを畳んでいる卒業生。
小学部の時泣き虫で将来を危ぶまれていた子が成長している姿、
手応えの有る生活をしていた。
『働く』・・・「何かをすることによって人に認められ、人の役に立つこと」
この言葉を慎重に使わなければならない。

◎滋賀県の信楽青年寮長だった(故池田太郎氏の言葉)
①私も働きたい
②無用の存在ではなく、有用の存在であると思われたい
③みんなと一緒に暮らしたい
④楽しく生きたい
ところが・・・
「働きたいという希望がない」49%(5割)いる。2008年度の実体調査
学校や親もその事を知っておく必要がある。

グループホーム「個室で一人一人暮らしている。キーパーさんが両隣にいて支援がある。夕食カレーライスとサラダを作っていました。
平成14年に手紙を貰った。
「どうせ、教えても出来ない」と決めつけている親が多いです。細かく教えていない。少し上手になっても長い休みで元に戻ってしまう利用者さんが多いです。社長さんの声「家庭の躾が大切です。」「働く意欲が欲しい」「持続力」「マナーやコミュニケーション力が欲しい」

<進路指導は今から準備を>
自立とは自分でできる事は自分でしっかり取り組んで欲しい。
個別の支援計画の中に取り組む。新規就職・・・フリーター思考が多い。
キャリア教育特別支援学校にも取り入れて行くように。取り組む必要のある発達課題

株式会社 菜の花(山口市)
エビとマヨネーズを均等に混ぜ(めしロボット)にいれておにぎりを作る。
Aさん(ハマちゃん)が作る寮育手帳B。自転車で10キロ
ある。JR駅から送迎バスで会社に通う。
学校と家庭で、人は育まれる。子どもは頑張ろうと取り組める。
出来た!そこで子どもは達成感や自信を育める。

早く早く・・手伝うと達成感が味わえない。
「責任」家事への参加を通して、私は家庭の中ですべき仕事が・・・
責任がある。気まぐれではなく継続性がいります。

「夢」が必要!「これが私の生きる道」~自分の夢を親に語る~人を積極的にさせます。「先輩、こんにちは」~先輩の職場を訪問~先輩のようになりたいな~素敵ですね。「先輩、こんにちは」~先輩の住居(グループホーム)を訪問~子ども達はこれからの生活に夢を抱き始めます。  

自分は大切な存在なんだ。
飢え乾き・・この二つの問題が解決されなければならない。
日本は豊かな国ですが、「愛」に飢えている人がいる。
マザーテレサの言葉「これが私の生きる道」~体験し、
選択する~現場実習は子どもたちが望むところへ行かしてあげる。

身体と心をたくましく育てるために~今からでも遅くありません~
朝ご飯とイライラ感~朝ご飯と学校好き嫌いお腹がすくと学校が嫌いになる。「ごはんと学習」一食あたりの摂取食品数と学習成績「睡眠と学習」少ないと成績が良くない。ご飯をしっかり食べて8時間は眠ることが大切。

下関水陸加工食品会社
洗瓶作業のBさんキャップシール貼りの部署で働くCさん
手帳B ラベル印刷もしている。
Cさんがメールで送信しているのをみて家でパソコン?
しているのを聞いた工場長さんが知りラベル印刷をする事となった。

商品をカーゴ内に仕訳する。Dさんしかし・・・辞めた人を見て自分も辞めたくなった。しかしDさんは常勤社員なんで回りから説得を受けて頑張る。

『教えるということ』(大村はま)ちくま学芸文庫本
「その将来、何十年か先を見通して、子ども時代のこの日にぜひとも鍛えなければならないことが有るのです。その時しなければ取り返しのつかない仕事というものが有ります。来たるべき日に備えて、何事か、今日、手をうたなければならないというふうに思います。」など、色々な資料を交えての松田信夫先生の素晴らしい講演でした。

続いては、
「本校の職業コースの概要」
   広島県立福山特別支援学校先生方の発表
児童生徒数 239名 高等部99名の在籍
最近の傾向として増加する生徒の為に校舎が無く、
プレハブでの授業を見学させてもらいました。

平成21年度より、普通科・職業コースの導入
(内容ビルメンテナンス・木工・農業・バックヤード
(シール作成・PCデーター入力など)

『地域とのネットワークづくり』
協力企業、商工会議所、ハローワークなど
年3回の会議を開催し企業の参観日→授業を開放し理解を得る。
広島県中小起業家同友会福山支部による支援→企業視察旅行の実施
など、熱心な活動を発表されていました。

以上、19日の様子を書きました。続きは後で~♡

拍手[1回]

                                   平成22年11月13日(土)
全日本手をつなぐ育成会理事長の副島宏克さんが
記念講演をしてくださいました。

「障害者福祉の現状と課題・そして育成会運動」

これからの取り組みとして、真のインクルージョン社会を目指す事。
中央の取り組み・・・{障がい者総合福祉法(仮称)}が出来たとしても、
「障害者虐待法の法制化」「青年後見制度の確立と普及」
「所得保障の確立」が必要条件である。

福祉施設や国へ望む事。

1)社会福祉法人として、社会的な責務を果たす事(地域の支えの役割)
利用者に寄り添い、法律に縛られた事業展開ではなく、法律を使いこなす事業展開を!(行政は前例無きものはやらない!)受け入れ態勢を作っていない親子で福祉を受け入れられるようにする。

2)事業者として、利用者が必要な支援は工夫して作っていくというチャレンジ精神も必要!(事業者として経営者感覚を持つ!)

3)現在の法律の不完全な部分は、速やかに改善して、その上で
普遍的な制度を作る事。それを「障がい者総合福祉(案)」に期待したい。
(改正するところは、手早く直す!)

4)「地域主権戦略会議」での地域主権への転換によって、障害者施策の地域格差に危惧!「ひも付き補助金(※組織の考えでかわる)から、一括交付金へ」その対策が必要!

まさに、今、私が知りたかった内容をお話ししてくれました。

育成会としてやらなければならないこと。

①親の思いの実現(安心)ではなく、本人の思い(幸せ)を実現する。

②本人を社会人として認め、一人の人間として生きる道を考えていく。

③行政依存型ではなく、自分では何ができるか?(親も地域でボランティアを)地域の中で、出来る範囲の共同作業をする。

障害者福祉の地域支援基盤は不足している。「国民の理解」を得ながら進めていく事が必要。(我々が地域に対してどんな貢献が出来るか?と考える。


最後に!
障害者福祉のチエックポイントとして

1、障害者問題を「障害のある人と家族だけの問題」とせず、「国民一人ひとりが自分の問題として理解しているか?

2、障害者福祉が「特別の人達の福祉」ではなく、「一人の人間としてまた普通の国民の福祉」として受け入れられているか?

3、障害者が「安心して暮らすことのできる街づくり」は進んでいるか?

たえず、この3点のチエックを忘れないように。

5年間、何の変化も無ければ、自分達が何もしていないと言う事です。人に依存するのではなく、自分が実行する。そしてそれが大きな力となって国を動かして行く!夢は実現させましょうと励ましてくれました。

分科会では、

第一分科会 障害児の福祉について~暮らしの諸問題と育成会活動~

ここで、私の身に降りかかっている問題についてお話する事ができました。

我が家の3番目の息子(知的障害と自閉症)
この子は、中学部2年ですが言葉も無く、障害も重いです。
最近は身体も大きくなり、支援も難しいです。

来周には、中国・四国大会(11月19・20日)が広島で行われます。しかし、この重い障害児を預かってくれる所が有りません・・・

短期入所(ショートスティ)を断られています。
徳島県のどこを探しても有りませんでした。そしてやっと見つかったのですが、そこは「来年から強度障害の人は受け入れなくなります。」とおっしゃいました。他の県でもこんなのは当たり前なんでしょうか?

このような子を持ってる親は病気で入院する事も出来ないんですよ。有り得ないでしょう?・・・・と、話ました。

この話を聞いて、地域生活総合支援センター所長が言いました。

「アドバイスは今のところ無い。単価が安くて出来ない。社会的責任が有ろうかとおもいます。まぁ、地域の議題には上がっています。」との回答でした。

これを聞いて、副島先生が

「自立支援法在宅サービス・・・財源が無くなった。介護保険統合?大反対運動が出た。財源は?自立支援法 障害の有る子どもの法がそこに入ってこれない。さい量的経費が無くなって、義務的経費になってきた。障害がある子どもの問題が・・・しかし予算が足りない。報告書 施工三年後の見直し自立支援法 補足、障害児の事を話せなかった。野党や与党になって主力になってしまい子育ての案がすべて廃案になってしまった。8月の新法に入るかどうか分からない」
そして、
「現場の声」を届けましょう。何を大切にしているか?によってお金がでる。知的障害に対しての議員がいない。知的障害の義員連盟を作る必要がある。 親の方から県に要望・・市町村・・・施設に・・・
事業所で工夫していって貰う。まず、相談支援センターに相談する。市町村相手に話をしに行く!組織を積み上げる。地域生活に市町村は判断している。お互いに歩みよる。お母さんの声が必要。」と提案をしてくださいました。今回はとても勉強になりました。そして良い助言をして下さって嬉しかったです。

拍手[1回]

徳島で特別支援教育講演会がありました。

今回は、講師としてアットマーク明蓬館高等学校で共育コーディネーターをされている。南雲明彦(なぐもあきひこ)さんが講演してくださいました。

まず、彼の経歴から(ご本人様ブログより)
21歳になるまで「理解力はある程度あるが、読み書きがうまく出来ない」という困難に苦しみ、引きこもりや自傷行為、強迫性障害による入退院を繰り返す。自身がLD(学習障害)のディスレクシア(読み書き障害)であることを知り、ようやく苦しみから解放される。「LDは自分の中の宝物」と断言し、年間100回の講演や支援・啓発活動に尽力中。


今日の講演は、ご自身が今まで経験された事を詳しく話して下さいました。外見だけでは、分かり難いディスレクシアと言う読み書きの障害についても分り易く説明してくれました。

【ディスレクシアとは】
知的な遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、
計算するなどの能力のうち特定のものができないのが
「学習障がい」で、中枢神経に何らかの機能障がいがあると推定される。

このうち特に読み書きに困難を伴う場合を「ディスレクシア」という。ギリシャ語の「できない」(dys)と「読む」(lexia)に由来する。耳から入る情報、目から入る情報などを正確に自動的にすばやく処理できないことから起こる。

南雲さんは、この様な症状を持ちながら地域の学校で学びました。
そして、回りからの理解が得られずに何度も挫折し一時期、不登校にもなりました。なぜ?自分だけみんなと違うのか?真面目に取り組んでいるのに叱られるんだろう?みんなと同じように字が読めて書きたいといつも苦しんでいたそうです。誰もこの苦しみを分かってくれなかった・・・

そして、高校生の時、精神的にも参ってしまい病院へ自分から入院された事など本当に辛かった時の事を切々と語ってくれました。
この時、回りの適切な支援が有れば、
この様な二次障害も起きなかったであろうと言われてました。

本当にそうですね。
見た目では分かりづらい障害ゆえに、回りの理解も得にくいですね。

実は、私も読み書きの苦手な子ども(自己診断で国語や算数の苦手なLD)でしたので、南雲さんの苦労が手に取るように分かりました。講演の後で、少しお話する事が出来てとても嬉しかったです。

これからも、南雲さんの様な方が公の場で、
発達障害についての辛さや支援の仕方を広めて頂きたいと思いました。
私も微力ですが応援したいと思います。

南雲さんのホームページを紹介します。
http://ameblo.jp/nagumo-akihiko/entrylist.html


拍手[1回]

今週の金曜日にPTAのお茶会をしました。


今回のお茶会は、
家族支援プロジェクトを手がけている
育成会の会長さんをお迎えし交流会を楽しみました。


(家族支援プロジェクト)とは、
親と障害のある子どもとの距離感を見直すなど、
家族全体の支援を通じて学び合うことを目的としています。


参加者は「親と子の人生をどう考えるのか」
「成人した子どもが自立するために、親がすることとは?」など、

親自身が心の状態を見つめ、『障害をもつ子どもがいても、
自分らしく生きる』ことを学ぶことが出来ます。


プログラムは、
回転木馬のワーク
(椅子をドーナツ型に置き一人が立ち、自分のプチ自慢をします。)

聞いた人は手を叩いたり、わぁ~凄いなど感心します。
みんなに受け止めてもらいます。


花弁ワーク
(花の絵を描き、花弁に気持ちを書き込みます。嬉しいとか悲しいとか・・・)
この花弁の中で悲しいなどの嫌な気持ちをはずします。
すると、花の絵がバランスを崩します。


この事から心のバランスを取るために必要なのは
悲しい気持ちなどのマイナスの気持ちも必要だと分かります。


学習プログラム 抜粋「心に栄養を注ぎましょう」
まず、親の心のゆとりが無ければ、我が子への対応も難しくなる。


親の自己肯定感を養う方法として
(どんな気持ちもあっていいこと気付く・自分自身をねぎらう)
など、心の栄養に関してのお話がありました。


最後に、
「分かち合い・お茶会」を通して
集まった人の感想やそれぞれの想いを語り合いました。


泣いたり笑ったり・・・感動のひと時を味わえました。
多分、この話し合いの中で一番泣いたのは私でした。

拍手[1回]

我が家には、3人の発達障がい児がいます。
長男は、支援学校の高等部2年生この子は自閉症(療育手帳B)です。症状はAD/HD(注意欠陥/多動性障害)的な所もあります。次男も、支援学校の中学部2年生です。言葉も無く重度の知的障害を持った自閉症(療育手帳A)です。そして、次女は、小学4年生、学校では(学習障害)のため、小学校の特別支援学級に通っています。
 
この子達を育てるのに育児書をよく見ましたが、育ち方は本からはかけ離れていて、あまり役に立ちませんでした。本当に手探り状態の子育てです。スーパーなどへ買い物に行く時は、左右それぞれに子どもの手を持ちました。、
残りの子は主人が手を引いての買い物です。どの子も、手を一瞬でも離すと誰かが行方不明になるのです。今でも次男の手だけは離せません。
次男は家の窓から外へ飛び出し近所の家の塀に登ったり、車の往来する道路も平気で飛び出します。
危険な事を理解できないのです。家の窓には内側から格子を付けて窓から出られない様にしています。そうしないと安心して夜も寝られません。
 
しかし、夏休みに一度、外へ飛び出してしまいました。この日は長男が洗濯物を取り込む練習の為に扉の外でいました。長男が扉を開け閉めして洗濯物を取り込んでいる内に扉の隙間をぬうように外へ飛び出し近くの家に入り込み迷惑を掛けてしまいました。
 
家から飛び出さないように気を付けていましたが、この時は一瞬の出来事でどうする事も出来ず、とても悲しい気持ちになりました。
 
また、夏休みには、部屋中の電気のスイッチのカバーを外し窓から何回も投げ捨てました。こんな事ばかり毎日のようにする次男との生活で病んでしまう所でした。子どもを預けてゆっくりする事もできません。ある児童施設はこの子は手が掛かり過ぎるので預かる事は出来ませんと断られてしまいました。今の所、児童施設で泊めて貰う事も出来ないので困っています。親が病気や怪我をして入院しても重い障害を持った子どもを預かってくれる児童施設が無いのです。将来は、どんな重い障害を持った子どもでも安心していつでも預かってくれる児童施設を作りたいと思っています。
 
さて、話は変わって長男の事ですが、この子は小さい時から絵がとっても好きで、よく車の絵などを描いていました。3才の時、自動車販売店に用事が有り車検場の所で店の人と話して家に帰りました。すると長男は、お絵かきボードを出してきてジャッキアップの上に乗った車を見事に描いていました。何の手本も無いのに上手に描いていてとてもビックリしました。
どうやらこの子は見たものを鮮明に覚えて、後で正確に表現出来る能力を持っているようです。
 
小学生の時は、近所の小学校の特別支援学級に通っていました。学校では、みんなに迷惑を掛ける事も有りましたが。周りの人たちに大事にされてすくすくと育ちました。
この頃、私は自閉症について色々な本を読んだり研修にも参加したりして子ども達の障害特性について学びました。いろんな事を学ぶにつれ、子どものありのままを受け入れられるようになり、「生きていてくれるだけで幸せなんだ。大変な子育てもすべて無駄ではなく、自分を成長させてくれる為に神様から与えられたものなんだ。」と思えるようになって来ました。
 
そんな心の余裕ができ、2008年、長男が支援学校中学部3年の10月と12月に、保育所から中学までに描き溜めた作品の展覧会を開きました。大勢の方が来て下さり感激しました。本人もそうですが親の私も凄く嬉しかったです。
また、2009年の3月には、「3Dマイホームデザイナーコンテスト」に、長男が作った3D作品(新宿副都心)を出品した所、高校生以下部門で優秀賞を受賞し大阪での表彰式に行ってきました。一般の学生も参加する中、養護学校初の受賞者となりました。この事は新聞にも載り多くの人から賞賛の言葉を頂き、親として幸せな出来事でした。
 
それから、末っ子ですが、この子は特別支援教室で国語と算数を丁寧に教えて頂き「学校が楽しい。」と、毎日嬉しそうに通っています。
子ども達の事について、まだまだ書ききれていませんが、これまでの事を振り返ると、私は、「この子達に育てられたんだ。」「この子達が生まれてくれて本当に良かった。」と感謝しています。また、子育てに協力し、心の支えになってくれている主人や長女にも感謝しています。
今、私は、この子達を育てた経験を活かし、同じような悩みを持つお母さん方やお父さん方と交流を持ち、「心が救われるように」少しでもお手伝いができればと思っています。

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全知Pの夏の大会参加は、
今年で3度目となりました。(青森)(滋賀)(富山)です。

初めての経験としては、新幹線ひかりやサンダーバードに乗れた事かな。
事前にインターネットで、乗り継ぎ方法や駅の地図なども調べて準備万端
行きも帰りもバッチリでした。

無事、会場に到着し、
時間的にお昼だったので、お腹がすいていました。
会場内にバンや串カツなども販売してくれていたので、凄く助かりました。
しかも、美味しかったですぅ~!

あっそうそう、到着してすぐに再会できたのが、大分髭おやじさんでした。
6月の全知P総会の時にこの方にお会いして、徳島にも「おやじ会」を
作りたいなぁ~と強く思いました。
また、大分髭おやじさんのお話の中で施設が運営している「博愛大学」の話も
聞き徳島に持ち帰りました。
今回、その事の良い報告もできたので、再会の嬉しさもひとしおでした。

そして、中t四国ブロック席では、馴染みの顔と再会できました。
この席に着くと帰って来た~~~~って感じです。

☆大会会場の撮影☆

100821_130740.JPG

 

 

 

 

大会テーマ
地域社会で豊かに生きるための「自立と支援」
~生涯にわたる心のネットワーク~

文科省の石塚先生の提言
「これからの知的障害特別支援学校の子ども達の教育」
特別支援学校はどうなるの?無くしませんむしろ、選択して教育を受けられます。
文科省は特別支援学校は大切な物と言われています。

厚生労働省の光真坊先生の提言

自立支援法の廃止
「制度の谷間」がなくサービスの利用者負担を応能負担となる。
推進会議制度の改革また、22年度内にインクルーシブ教育の推進。
地域生活の実現とインクルーシブな社会の構築し 施設を減らして地域生活にとの考え。

医療的ケアーの実施 在宅でもOKに。「障害のある人が普通に暮らせる地域づくり」
地域生活を可能にする場の確保グループホーム・ケアホームの整備
 地域作りの一環の必要性。自立についても必要なポイントである。

そして、分科会
私は、第2分科会に参加しました。
≪テーマ≫地域サービス資源を上手に活用するためのPTA 活動の取り組み
発表1
豊かな地域社会を送るために有効なサポートブックの作成
あぶくま養護学校では、サポートブックプロゼクトチームも立ち上げ
成果として、自分の子どもの事を見つめ直せたり
客観的に子どもを観る事の必要性を述べていました。

発表2
済美養護学校では、地域のPTAとの連携に力を入れていました。
なかでも、
木の実の会(9校の知的の特別支援学級)の保護者との情報交換や
勉強会をされているのが素晴らしかったです。
それと障害児の放課後クラブを保護者が立ち上げていました。

そして、
お待ちかねの懇親会!
100821_190021.JPG







380名ほどの参加
ここで、前会長の魔女っ子めぐちゃんや
新会長の江戸のユキちゃん
とも再会が出来て嬉しかったです。

二日目は、「よりよい自立と社会参加をあきらめない」
というテーマのパネルディスカッション

世田谷スキップ
働く基本的力就労の力成功の積み上げ自己分析の力
面接の練習 職場見学ハローワークにも行っている。
頑張れ!と頑張らなくて良い!人を見分ける必要がある。
見守っていく。A・B型の給料を上げて欲しい。ちゃんと税金を払って欲しい。
ひきこもり 予防
早く様子に気づいたら手をださずに見守る必要がある。」

くろべ工房
パン工房年商2000万の売上げがあった。清掃作業 宅配
生活介護事業 児童デイサービス 70名の登録・日々20名を預かっている。
就労にたいして傷ついた人もいる。安心できる人、大好きな人。
居てくれるからそれにチャレンジしてみようかな・・ダメでもまたチャレンジ出来る。
(追い込むのは本末転倒となってしまう。)
余暇支援をしてくれる場所があるからこそ一般就労が続けられている。
色々なサポートが必要である。

前会長 
PTAの活動 取り組みを考える。長く続ける秘訣
会合にこだわる事
情報を沢山貰える経験をしょう。ノルマを持たせない負担になってしまう。
子どものために今年なにをしようか?同じ志を持つお友達を沢山作る。
親は今、目の前の子どもだけを見がちですが、
子どもの未来を見据えて欲しい。
 

(石塚先生)分科会のテーマをレベルアップして欲しい。
「レベルが上がった会だからこそ地域に持って帰って研修をして欲しい。
福祉・教育 制度を協議して欲しいです。」と提案されていました。

                                                                                                                                        以上
私のレポートです。
このような素晴らしい大会に参加出来た事
また、参加する為に支援をして下さった多くの方々にも感謝しています。
そして、富山大会実行委員長をはじめ運営・準備に携わってくださった
多くの関係者の皆さま方にも感謝しています。ありがとうございました。
この大会で学んだ事を持ち帰りPTA活動に生かしたいと思います。

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2010年 7月 9日(金)  鳥取県大会 

テーマ「手と手っ とりあって」

研究協議
山口県・広島県・鳥取県のPTAの素晴らしい発表がありました。

特に、鳥取県の取り組みで、人権集会コンサート 
障害者(リップル音楽団)の方とのふれあい。
感動のコンサートでした。人権意識を高める。
人と人との繋がりの大切さを発表してくれました。

私も障がいを持つ子の親としてこの映像に感激しました。
我が校でも、このような取り組みを参考にしたいと思います。

午後からは、

高校生による発表も有りました。

倉農太鼓~風打吹流~

新体操・・・お父さん達の新体操も^^

そして、荒神神楽「八重垣能」 など、
高校生がしているとは・・
とても見えない素晴らしい演技でした。

 MALTA(マルタ)さん (講演&演奏) 

今回の演奏画像ではありませんが、
MALTA (マルタ)さんの素晴らしい演奏を聴いて下さい。
        講演の中で印象に残った言葉

     「運は、人に頼ってはイケないよ・・・
     99%の自分の汗と血と涙だよ。
     後の1%が、もしかしたら運かも知れない。」そして、
     「若さはお金で買えない。若い人は今、
     出来る事をやりましょう」と話してくれました。



      
      
      ※ この大会に参加出来て本当に良かったです。
      子どもを預かって下さった。
      「ルキーナ・うだつ」様、お世話になりました。
      また、地域の支援員の方々など
      沢山の方の助けが有ったので参加できました。
      本当にありがとうございました。

拍手[2回]

「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」
というものがありますね。

さて、この言葉は本当でしょうか?
真実なのでしょうか?
世界全体が幸福にならないうちに、個人が幸福に
なることは、ないのでしょうか?


↓(思索タイム)

いかがでしたか?
もちろん正解などはありません。

皆さんそれぞれに、
ご自分なりの考えを深められたことと思います。

「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」

「たしかに高尚なことを言っているようだけど、きれいごと
のようにも聞こえる。これは必ずしも本当ではないのでは
ないか。世界全体が幸福にならなくても、個人の幸福は
実現し得るのではないか」
と感じました。

「だから、まずは自分の幸せだけを考えて生きればいい
のではないか」
とも思いました。

たしかに、目標を達成する(願望を実現する)ということは、
嬉しいことです。
幸福感や達成感も得られます。

しかし、そこで得られるのは、実は一時的な感情です。

一時的な感情(幸福感、達成感)を得るということと、
真の幸せを実現するということは、まったく別物だったの
です。

具体的に言いますと、
たとえば次のような目標を達成された方たちがいました。

・ 理想的な額の年収を得られるようになった

・ 多くの人から認められ、尊敬されるようになった

・ 仕事で成功できた

・ マイホームと別荘を手に入れた

・ 充分な資産を築けた  ・・・等など

そして、
これらの目標を達成していながら、幸せではない人。
これらの願望を実現していながら、精神的には満たされて
いない(あるいは一時的に満たされたが長続きしない)人。

そんな人をたくさん見たのです。

その人たちは、望んでいたものを手に入れていながら、


優越感と劣等感の間を行ったり来たりして、安らぎを感じ
るひまもなかったり、

手に入れたステイタスや収入を失うことへの不安に駆り
立てられていたり、

なぜか友人が離れていって孤独になっていたり、

築きあげた実績に縛られて自由な生き方ができなくなっ
ていたり、

手に入れた力(影響力、発言力)に頼るようになって、
謙虚さを失ったり・・・

こちらから見て、
「この人は、目標を達成する以前の方が幸せだったの
ではないか」
と思えるケースも決して珍しくありませんでした。

そんな方たちの中には、
妄信的なポジティブシンキングに陥っている方もおられて、
上記のような現実に向き合おうとせず、

「私はハッピーだ!すべてはうまくいってる!これでいいの
だ!なんの問題もない!さらに大きな目標に向かって突き
進むのみ!」
って感じで、突っ走ったりされます。

しかし中には、自分の現実と向き合う勇気を持つ方もおら
れ、

ご自分と向き合われた結果、

「目標を達成する以前の方が、はるかに充実していたし自
由だった。自分自身も謙虚だったし、友達もたくさんいた」
ということに気づかれたりしました。

さて、ここで誤解していただきたくないのですが、

「目標を達成したら不幸になる」 という話では、
もちろんありません(^^;

実際、
「目標を達成して、しかも精神的に満たされている(=幸せ
な人生を実現している)」 という人もいらっしゃいました。

その人たちの話を伺っていて、

その人たちが精神的に満たされている根拠は、
目標の達成や願望の実現とは全く違う次元のものである。
ということに気づきました。

つまり、その人たちは、
目標を達成したり願望を実現したりしたから満たされたの
ではなく、
それ以前から、心のあり方によって、精神的に満たされて
いたのです。

また、このことに関連して、次のことにも気づきました。


「目標を達成する(願望を実現する)ことが、幸せな人生を
実現する条件だ」 と信じている人、つまり、
「目標を達成する(願望を実現する)ことによって幸せにな
れる」 と信じている人は、

仮にその目標を達成(願望を実現)したとしても、
得られるのはその場の達成感・幸福感だけであって、
精神的に満たされることがない(=幸せな人生を実現でき
ない)、

また、目標を達成(願望を実現)していくプロセスを楽しむ
ことができなくなる(駆り立てられるようになる)。

以上の事実に気づいたものの、
なぜそうなのかは説明できませんでした。

ただ、たくさんの人を観察すればするほど、
取材すればするほど、
上記の事実を確信するに至るのでした。

(この事実に関しては、現在出ている本では、
『成功して不幸になる人びと』(ジョン・オニール著、ダイヤ
モンド社)という本が参考になります)

そして
「人は自分の器(=人格)にふさわしい人生を実現する
のではないか」

『7つの習慣』という本に出会い、
人格主義という言葉を知り、

「これだ!」 と確信を強めました。

さらに、安岡正篤氏のご著書などに触れて、

「人は自分の器にふさわしい人生を実現する」
という真実が、はるか昔から語られていたということを
知り、

「もっと本(特に古典)を読まなければ!」 と感じました。

話を整理しますと、気づいた真実は、

「幸せな人生を実現したければ、幸せな人生を実現するに
ふさわしい器(=人格)の人間になるしかない」
ということです。

逆に、
「自分の器を大きくする(=人格を磨く)」という本質的方法
以外のやり方によって幸せを得ようとすると、空回りする。
とも言えます。

つまり、「目標の達成や願望の実現によって幸せになれる」
という錯覚は、空回りを起こす。

さらに言いますと、
ちょっと怖い言い方かもしれませんが(^^;


“その人の人間としての器”以上の願望を実現した場合、
その人の人生は転落を始める。
ということなのです。

つまり、その人の心の波長にピッタリの人生に戻すべく、
様々な出来事が起こるわけです。

だからこそ、

願望の実現を目指すことを主軸にして生きるよりも、
自分の人間としての器を大きくすることに意識を集中させ
て生きる方が、
はるかに効率的だし、
幸せに直結した生き方と言えるわけです。

(逆に、目標や願望への執着が、人生の苦しみの原因に
なることも多々あります)

「幸せを決めるのは“心のあり方”である」

というシンプルな原理にたどりつきました。


この原理は、

「幸せになるための条件は“心の豊かさ”である」

と言い換えることもできると思います。

(この原理こそ、賢治の言葉が真実かどうかを検証する鍵を
握ります)

さらに、その“心のあり方、心の豊かさ”というのを追求した
結果、

「心の豊かさをもたらすものは “感謝” と “貢献” である」
ということに気づきました。

つまり、真の幸せを実現する人は、
次の2つを満たす人であると気づいたのです。

1.「いま生きていることがありがたい。毎日がありがたくて
  ありがたくて・・・」 と、当たり前のことに心から感謝して
  いる。

2.「自分は、誰か(家族や会社や社会や地球)の幸せに
  貢献できている」 という実感を持って生活している。

今まで、たくさんの方を見てきて、

「上記の2つを満たしていながら幸せでない」という人を
一人も見たことがありませんし、

「上記のどちらかを満たしていないけど、心から幸せな
人生を実現している」という人も見たことがありません。

(ただし、ここで言う幸せとは、一時的な幸福感のことで
はなく、深いレベルでの幸せ、つまり真の幸せです)

1の「感謝」が要(かなめ)であろうと思っています。

つまり、「感謝」に満たされれば、
自然に2の「貢献」という状態も実現する。

だからこそ、「感謝」が鍵を握ると思うのです。

これはつまり、

「真の幸せを実現するには、感謝力を高めること」
と言ってもいいと思うんです。

感謝力が高まった状態とは、
当たり前のことに、心から「ありがたい」と感じられる状態
です。

日常のなにげないことに喜びを感じ、感動・感謝する心境
です。

では、この状態に至るためには何が必要か。

それは“豊かな感性”です。

当たり前のことを「有り難い(=めったにない。奇跡だ)」と
感じるようになるには、豊かな感性が必要なのです。


朝、目が覚めたことを喜べる感性。

住む家があることに心から感動・感謝できる感性。

食べるものがあることを「有り難い!」と思える感性。

そして人は、“感性”が豊かになってくると、
当然、“共感性”も豊かになってきます。

“共感性”は感性の重要な要素の一部であり、
感性と切り離すことができないものだからです。

ということは、

真の幸せを実現できるほど心が豊かな人、

つまり、日常の当たり前のことに心から感謝できるほど
感性が豊かな人は、

共感性も豊かであるがゆえに、

目の前に苦しんでいる人がいたら、その苦しみに共感
し、胸が痛む。
世界に苦しんでいる人がいると知ると、その苦しみに
共感し、胸が痛む。

結論として・・・
「真の幸せを実現するには心の豊かさが不可欠。
 
 真の幸せを実現できるほど心が豊かな人は、
 共感性も豊かであるがゆえに、
 世界全体が幸せになるまで、胸の痛みから解放される
ことはない。

 したがって、個人が真の幸せを実現するためには、
 世界全体が幸せになることが必要条件」

という結論に至り、

「宮澤賢治の言葉は真実だ」 と感じるとともに、

「おー、人間って、なんて素敵な生き物なんだろう!」
と感動した次第です(^^

だから、
「世界には問題がたくさんあるかもしれませんが、そこには
関心がありません。私個人は本当の幸せを実現できました」
という人は世の中にいないと、思っています。
(実際に出会ったことがないですし)

仮に
「世界には問題がたくさんあるかもしれませんが、そこには
関心がありません。私個人は本当の幸せを実現できました」
と、思っている人がいるとしたら、

その人の考える幸せというのはまだまだ浅いレベルであり、
かつ、不安定な幸せ(=条件によって左右される幸せ)だと
思うんです。

釈迦やイエスや孔子のような人たちのことを想像するに、

世の中の不幸がすべてなくならない限り、
彼らの胸の痛みが消えることはなかったのではないかと
思うんです。

だから彼らは、胸の痛み(=悲しみ)を抱えながら、
死ぬまで休まず教えを説き続けたんだと思うんです。

だからこそ、崇高な生き方と言えると思うんです。

以上が、「賢治の言葉は真実だ」と考えるに至った経緯です。

賢治の言葉が真実だとしたら、やはり、

私欲(小欲)を追求して生きるよりも、
志(大欲)に生きる方が、幸せへの王道だと思います。

ただ、「志に生きる」というと、
「自分を犠牲にして公に尽くす」 というような、自己犠牲的な
暗いイメージを持たれる方も世の中にはいるのですが、

志というのは、
自分の中のワクワクを大切にしていった延長に見出される
ものだと思います。

自分の幸せだけを追求する生き方は空回りすることになるし、
何よりも虚しい生き方だ。

かといって、
自らの幸せを犠牲にするような生き方はしたくない。

まず、「世界全体の幸福に貢献できる人間になる」という志を
持とう。

そして、自分の幸せを大切にしながら、
同時に、ワクワクできる範囲で、周りの人たちの幸せに貢献
していこう。

以上、“幸せ観”みたいなものをお話ししました。

皆さんがご自分の幸せについて考えられるきっかけになれば
嬉しいです。

あとご参考までに、
宮澤賢治の『農業芸術概論綱要』の序論の言葉を紹介します。

「世界全体が幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。
自我の意識は個人から集団的社会宇宙へと次第に進化する。
この方向は古い聖者の踏み、また教えた道ではないか。
新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある。
正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識して、これに応じ
ていくことである。
われらは世界のまことの幸福を索ねよう。
求道すでに道である」

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※これは、野口嘉則さんのメルマガです。
非常に共感できる内容なのでブログにアップさせて貰いました。

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