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 ◇想像力豊か 未来の福島、東京好評
 高層ビル群を中心にした作品を描く自閉症の絵画作家、堀川真也さん(20)=上板町神宅=が14日午後1時から、即興で絵を描き上げるライブパフォーマンスを同町泉谷の「技の館」で披露する。記憶や想像力を基に、フェルトペンやボールペン、鉛筆などを使った独自の技法で作品を手がける真也さん。県内でのパフォーマンスは初めてで、母親の可奈子さん(54)は「息子の活動を通じて、障害のある人が秘めている可能性を感じてほしい」と話している。(三浦孝仁)

 真也さんは人との対話が苦手で、小学校3年の時に自閉症と診断を受けた。一方、幼少の頃から絵を描くのが大好きで、思いを絵で表現することも。小学6年の時に東京で見た立ち並ぶ超高層ビル群の迫力に魅せられ、ビルを題材に選ぶことが多くなったという。

 県立国府支援学校中等部に進んでからも、創作活動を続けた真也さん。高等部3年時には、建設中のスカイツリーと周囲に立ち並ぶ1000棟以上のビルを一つ一つ細かく描写した「夕やけスカイツリー(建設中)」を制作した。

 作家として歩むきっかけは、2012年に滋賀県で開かれた、専門的な美術教育を受けたことがない人による芸術「アール・ブリュット」の展示会に出品したことだった。真也さんの作品を知っていた主催団体から招待され、展示。出展料が支払われるなどプロとしての扱いを受け、可奈子さんは「絵に価値が見いだされ、自立への展望が開けた」と振り返る。

 13年1月、北島町のギャラリーで個展を開催し、本格的にデビュー。東京タワーやビルの絵をデザインしたTシャツ、トートバッグなども販売し、購入してくれた人に「ありがとう」とお礼が言えるようになったという。また、個展には、前年に制作した、東日本大震災から復興した約30年後の福島県の夜の街並みを想像して描いた「未来の福島」も出品。好評だったため絵はがきにして販売し、13年末には売り上げの半額を同県に寄付した。

 ライブパフォーマンスをするのは、今回が2度目。1度目は同10月に開かれた滋賀県でのアール・ブリュット展会場で、東京五輪・パラリンピックが開かれる20年の東京をイメージした風景を、約3時間40分かけて畳2畳分のベニヤ板に描いた。見守った約100人から拍手と歓声が上がり、真也さんは「最後まで描き切れるか心配だったけど、完成させることができて自信がついた」と話す。

 今回は、紙を張った1枚のパネル(60センチ、180センチ)に、フェルトペンで徳島の風景などを描く予定。真也さんは「来てもらった人がびっくりする作品を描きたいな」と楽しみにしている。







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