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支援学校の全国大会(群馬県)や全知P総会(東京)などで

いつもお会いしている九州の大分支援学校のPTA後藤会長さんが

地元の新聞に掲載された素晴らしい記事を紹介してくれました。



このブログでも紹介させて貰ってもいいですか?と

お聞きしたところ快諾して下さったのでご紹介致します。






2011年8月19日の大分合同新聞の朝刊記事より



障害者の就労をサポートする大分市の

「さくら親児(おやじ)会」代表 後藤覚さん



「親亡き後も、地域で幸せに暮らしてほしい」と

情報交換や障害者の自立支援を目的に2006年

知的障害児の父親やサポーターに呼びかけて会を発足。



今年7月、障害者の就労継続支援A型事業所

「せっけん工房 さくら親児会」の開所にこぎ着けた。



次女(18)は生まれてすぐ重い障害があると分かり

回復訓練について学びながら開所に向け準備を進めた。

「どうせなら、スペシャリストになろう」と。

下宿経営の傍ら次女が通う大分支援学校で

PTA会長を務め、全国の会長との交流にも力を入れた。



知的、身体障害者ら10人がシャンプー製造や

さくら親児会が運営する高齢者のデイサービス

センターで掃除や事務に従事。生き生きと

働く姿を見て「力を出し合うことで、普通の父親でも

施設を運営できる。」と手応えを感じている。



「運営が軌道に乗れば、歌や絵、写真などのプロに

利用者の才能を伸ばしてもらい、生きがいづくりの

手伝いもしたい。」



人と会って話をするのが好きで「居酒屋で初対面の

人とも仲良くなる」。幼い頃、大事故を経験し

「人生何があるか分からない。一日を一生とし、

損得は考えず、楽しく活動していきたい」との

思いを胸に抱く。大分市在住。



以上が新聞記事の内容です。



障害児を育てている親の願いを

この様な形で叶えておられる後藤さんには

いつも教えられています。真也ママも後藤さんを

お手本として、頑張ります。



後藤さんのブログのを紹介します。



こちら 後藤さんのブログ





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真也の夢が叶います!

東京の新宿三井ビルで
真也の作品展が開催されます。


新宿三井ビルディング ギャラリー

開催日:7月25日(月)~7月29日(金) 10:00~18:30
[主催]:三井広報委員会 [協力]:三井不動産株式会社
WEBサイト:http://www.mitsuipr.com/
イベント詳細:
・三井広報委員会活動紹介
・「新宿三井ビルディング」堀川真也くん絵画展
 http://shiya.iinaa.net/
・新宿三井ビルディングの歴史

690a2406.jpg



←作品展示場所 
1階 55SQUARE



新宿三井ビルディング55SQUARE

http://www.shinjukumitsui55info.jp/shopdata/55square/index.html


私たち親子は25・26の二日間お邪魔しています。
近くの方は覗きに来てね~♡ (^o^)丿





 

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かっこちゃんのメルマガより

これは、野村てっちゃんの話です。
てっちゃんが「太らない方法がある」と言うのです。どういう方法かと言うと、
細胞(だったと思います)にいっぱい食べても○○キロ以上になってはいけません。
ならないでとお話しすると太らないそうです。

食べても太らないそう。本当かなあ。 これは知りたいです。実験してみたいな。
4600人のみなさんが、メルマガを読ん でくださっているから、
よかったら、今から食べるけど、
あなたたちは、○○キロに なってねとお話ししてみて、
みなさんに結果をひと月後に教えていただけたらうれし いです。

今、だんだん、不思議なことも科学でわかるようになってきているから、
いろんな ことがやっぱり本当だなあとわかる日がきますね。楽しみでわくわくします。


~~~~~~~~~~~~~~

プロジェクトのページ(こちらでメルマガ登録=プロジェクト参加できます)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/miyapupuro/kokorokakehasi.html
携帯からは空メールを送れば登録できます。
a0001012961@mobile.mag2.com このメルマガは脳幹出血で倒れ、
これまでの医学の常識では再起不能と思われていた
宮ぷーの病院での毎日を、親友の山元加津子が綴った日記からその一部を配信してい ます。
紆余曲折があり、今は宮ぷーの願いは自分の経験を通して意思伝達装置のこと をみんなにお知らせすること。その願いの実現に近づくようにこのメルマガを広める ことにお力を貸して下さい。お友達に転送お願いします。 詳しいことは、こちらのページをお読みください。 http://ohanashi-daisuki.com/info/story.html

(関連ページ) 宮ぷー レッツチャットで、今日もおはなし
http://ameblo.jp/miyapu-ohanashi/

おはなしだいすき 
http://ohanashi-daisuki.com/index.html

~~~~~~~~~~~~~~

このメールに返信で感想を送れない場合は、

以下のアドレスにお送りください。 hoshinohitotsu@bcb.bai.ne.jp$
(注記:最後の$マークを消して送信下さい)


◎宮ぷーこころの架橋ぷろじぇくと のバックナンバー・
配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0001012961/index.html




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あおぞら 発達障害児(者)と親とサポーターの会
S様からのお誘いで、真也ママは久しぶりに
おはなし広報大使として活動できます。(*^_^*)

あおぞらさんのチラシです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

◆6月 学習交流会

6月の学習交流会はおはなし大使の真也ママさんをお招きして
おはなしだいすき あなたの想いが知りたいのです
の取り組みとおはなしノートについてお話していただきます。

昨年11月から実施している 
あおぞらのできることから簡単に始めてみようシリーズ!!(勝手に命名)
今回も継続中です。
 
真也ママさんには2月に実施した
あおぞらのいっしょにあそぼうよ IN みなみちょう
にもお越しいただきおはなしノートについて紹介していただきました。
このときは短時間で質疑応答などの時間を十分取れませんでしたが
今回は時間もたっぷり、しかもあおぞら会員のためだけに
お話しいただけるので、どんな簡単な質問でも気軽にしていただけると思います。

おはなしノートの紹介ページにこんな一文が…

「話せなくても、気持ちを伝える方法はいろいろあります」

さぁ、できることから簡単に始めて、本当の想いに近づきましょう。

おはなしだいすきのHPはこちら↓

http://ohanashi-daisuki.com/index.html


●とき : 2011年6月21日(火) 10時から12時
●ところ : 徳島県立障害者交流プラザ 3階 研修室2
 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

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新宿三井ビルでの作品展


平成23年7月25日(月)~29日(金)の5日間、
開催される予定です。

昨日、三井広報委員会の担当の人から連絡があり、
真也の作品展ができる事を知りました。

知らせを聞いて真也と喜びました。
本当に嬉しいです。(^O^)



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生命科学者”村上和雄”×「1/4の奇跡」山元加津子

                    
東日本大震災によせて


村上先生は長年研究してきた立場から、
加津子さんは、病いで倒れるも、周りの支え
で奇跡の回復を見せている宮田さんとの日々もまじえて、
心を込めて語ってくださっています。
今、この時こそますます日本人の和を大事にする心、
思いやり、優しい気持ち、強い心が大切なんだなぁと感じています。




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 お友達の四国の愛媛県松前(まつさき)の升田さんという歯医者さんが今、医療ボ
ランティアで気仙沼に入っておられます。朝、お電話をいただきました。
どうぞ、みなさん、転送、転載をお願いいたします。

~~~~~~~~~~
こんにちは、山元加津子と申します。
お友達の愛媛の松前の升田歯科医師さんが、今、気仙沼に口腔ケアと入れ歯などを
作ったりするボランティアに入っておられます。現場では長期に渡って、支援がどう
しても必要だとのこと。全国の歯科医師さん、歯科衛生士さんに、ぜひ、一週間ずつ
とかでもボランティアに来ていただいて、つなげていきたいとのこと。お気持ちのあ
る方はkatsu.54.viola@ezweb.ne.jp(升田先生の携帯のアドレスです)にメールをお
願いします。

先生は昨日は、食べることが難しくなって、やせてしまわれたおばあちゃんに口から
食べることの指導をされ、今日は入れ歯を作るんだとおっしゃっておられました。
それから、停電が多いので、そのときに吸痰が必要な方に情報をお知らせしてほしい
とのことです。
・大きい使い捨ての注射器をカテーテルにつないで、注射器を引くことで痰が吸引で
きます。
・注射器がないときは、ペットボトルの底にカテーテルが入る穴をふたつあけて、ひ
とつは深く差し込み、ひとつは浅く差し込みます。介護者が、片方のカテーテルを加
えて息で吸い込むと、痰がとれます。たまった痰は、ペットボトルの口をあけて、捨
てることができます。

 升田先生はお声も枯れていて、どんなに毎日一生懸命しておられるかということに
胸がいっぱいになりました。どうぞどうぞお願いします。一週間ずつとかで、つない
でいくことができますように。多くの方にお知らせいただければ、歯医者さんや歯科
衛生士さんにも情報が届くと思います。お願いいたします。
~~~~~~~~~~

 宮ぷーも気管切開をしていて、カニューレから、痰をよくとります。自分の力で今
はかなり出すこともできるようになっていますが、それでも、ごろごろし出すと、取
ります。前に自分で出すことができなかったときに、もし停電で痰がとれないような
ことがあったら、どんなに大変なことになるだろうと思うと、いま、そのまっただ中
におられる方のことを思います。どうぞ、多くの方にお知らせいただけたらありがた
いです。それから、歯磨きができなくて、口の中が汚れてくると、その痰が肺へ流れ
込んで肺炎を起こす可能性がすごくあるということは、宮ぷーが倒れたころから、実
際に感じてきたし、そのことにずっと気を遣ってきました。

 とにかく口の中をきれいに保って置きたいと思って、しょっちゅう口の中を歯ブラ
シで磨いたり歯磨きティッシュできれいにしたりしてきました。そして、口の中に刺
激を送ることがとっても脳にいいということもわかって、いっそうていねいにしてき
たように思います。口がなかなかあかなくて、自分で口を開けておこうと思えば思う
ほど、がちっとかんでしまって、手がかまれてしまって、宮ぷーはそのことで、自分
の思い通りにならない身体で、人を傷つけてしまって、涙をぼろぼろ流していたとい
うことが何度もありましたが、「いいの、だいじょうぶだよ」と口の中をきれいにし
続けていたように思います。それは、時間や私の気持ちに余裕があったり、歯ブラシ
もきれいな水も、十分あったし、吸引することもできたからできたのです。

 今、歯ブラシがなかったり、きれいなお水がなかったりすれば、ベッドに横になっ
て過ごしている方にとっては、それは命にかかわることだと思います。なんとか、歯
医者さん、歯科衛生士さん、升田先生にメールをしていただけたらなあと、自分が何
もできていないのに、本当に申し訳ない気持ちですが、お願い致します。

仙台のしげちゃんのメールです。
・・・・・
しげです。原発のことを思うたび、玄奘三蔵の話を思い出します。三蔵法師様が天竺
へありがたいお経を取りに行く、旅の途中で、らい病の女の人に出会います。その人
は三蔵法師様に体中の膿を吸いとってほしいとお願いするのです。これから長い旅を
しなくてはいけない三蔵法師様なのに、その女の人の膿を口で吸いとってあげるので
す。当時は触れただけで伝染ると思われていた病気なのにです。するとその女の人
は、菩薩の姿にかわって、三蔵法師様にお経を下されました。それが「般若心経」
だったそうです。三蔵法師様はこの後の旅で死ぬようなめに何度もあうのですが、般
若心経をとなえると、そのたびに助かって、天竺からありがたいお経を持ち帰ること
ができたそうです。作った話なのだと思いますが、なにか大切なことを教えてくれる
話だと思いました。

原発の事故は、間違いなく神様が僕らにあたえた試練です。あしたのいい日のため
に、乗り越えなくてはいけない必ず必要なことに違いないと思うのです。危ないから
といって、日本を捨てて逃げ出したりしてはいけないのだと思います。これから原発
反対の機運は盛り上がって、原発を推進することは難しくなるでしょう。でも、原発
反対だけではなにか違っているような気がします。マザーテレサは、反戦運動に参加
してほしいとお願いされて、反戦運動には参加しません。平和運動なら参加しますと
おっしゃったとか。何かに反対するという姿勢は大きければ大きいほど反作用も大き
くなるのだそうです。かっこちゃんが言われているように、原発は感謝の気持ちで包
みこんであげなくてはいけないような気がします。東京電力のみなさんは、いま原発
の出す膿を一生懸命吸い取ってくださっているところですね。これを乗り越えたら
きっと、僕達をこのあと守ってくださるありがたい「般若心経」がくだされるような
気がしてなりません。
・・・・・

しげちゃんいつも大切なことを教えてくださってありがとうございます。お友達が
「このごろは、原発のことのニュースが少なくなっているよ、けれど、収束したわけ
ではぜんぜんないんだよ。多くの方が毎日、私たちの命を守るために、働いてくだ
さっているんだよ」と言っておられました。私たちが使っているお水、電気、みんな
みんなどなたかのお力で届いていることを、私は考えもしないで、電気を使っていま
した。お水をつかっていました。それから、お国が守られていることも、何も考えて
いないで、毎日平安にすごしていたと思います。
私は、政治的なことや、いろいろな問題のことで、何に反対とかそんなことを思った
りしているのじゃなくて、ただ、何も知らずに、感謝の思いを持っていないでいたこ
とに涙がこぼれます。

管総理が絆という言葉で、世界のみなさんにお礼の言葉を新聞に載せられたことを知
りました。ところが、そのことでも、何か少しかもしれないけど、管総理が批判を受
けたりもしているとのこともうかがって、びっくりしました。私は涼さんが地震のと
きに、絵をネットに掲載されたときに、傷ついたというお話をされて、みなさんが、
そのときにたくさんのメールをくだったことを思い出しました。日本のお国を一生懸
命今、守って、世界との絆にも感謝すること。それは総理であっても、どなたであっ
ても、お一人お一人の気持ちや行っておられることに、誠実に受け止めて向き合って
いられたらなあと思いました。マザーテレサさんが、反戦運動はしません。平和運動
ならしますとおっしゃったことが、すごく心に響きました。なにかことに対して誹る
ことは、つらいことですね。もちろん反対だと思うことに自分の思いをちゃんと表す
ことは大切。けれど、その思いを伝えておられる人にお人柄まで非難することはして
いけないことだし、私もそんなことをしないでいたいと思いました。

あかねちゃんもまた大切なことを教えてくださっています。
・・・・・
かっこちゃん、昨日から、大きな余震が、続いています。どんな時でも、「冷静」
で、あり、そして、「祈り」の中に、居なきゃね。地震のことは、専門家の方で無い
と分からない、本当に、「知らない」と言うのは、無知である。今まで、こんなに穏
やかで、のんびりした日本に、住んで、地震で、改めて、この国は、地震大国だと、
ふっと、目が覚めたような、そして、この日本には、原発が、沢山ある、外国の方か
ら見たら、本当にビックリされるだろう。地震の多い国に、沢山の原発が、作られた
こと。でも、あかねは、非難も批判も出来ない、今まで、こんなにも、電気を使い、
その電気の根源すら、ちゃんと、知らなかった。絶対に忘れちゃいけないんだ、阪神
淡路大震災のことも、ぜーんぶ、全ての事も、

日本人は、冷静である。と、外国の方は、言っておられる、そして、道路などの復興
も、とても早い、と、昨日のTVで、ちらっと見ました。だから、この日本は、素晴
らしい国なんだ。あかねは、「無知」であるが、この国が、大好き、産まれて来たの
が、1分1秒でも、違っていたら、このメルマガも、皆さんにも出逢う事も、無かっ
たかもしれない。この時代に生まれてきたのには、ちゃんと、意味があるのだろう。
原発の問題も、私達の時代では、解決できず、次の時代を、担う子供達に託さなくて
はいけないかもしれない、けれど、「日本は、素晴らしい国」と言う事は、ずっと、
伝えていかなきゃ、

だってね、生まれてくる事は、物凄く、壮大な物語の中から、人が、産まれる。その
いのちは、どれも、大切で、生まれると、また、壮大なストーリーが、始まる。そし
て、「いきる」こうして、いのちは、繋がっていくのだろう。本当に素晴らしい事だ
ね。今日は、夕方は、精神科の受診日です。みんな、どうしてるかな? 精神病が、
ある方の中には、とっても、この地震もそうだけど、全ての事を、受け止めるのが、
苦手な方も居られます。そして、こんな事を言っておられる方もいたよ、「自分は、
毎日、自死したい、って、考えているのに、何故?自分じゃなかったの?どうして、
津波や震災で、死ななきゃいけなかったの?」って、でも、「生きなきゃ」きっと、
神様は、「貴方は、あなたとして、生きて」と言っているんだよ。

今日も晴れています。でも、ちょっと、肌寒い、被災地が、晴れて、どうか、日の光
が、暖かくしてくださいますように。
 宮ぷー、虹が、出たんだね、昨日は、愛知は、とっても空が、赤かったですよ。あ
かねも空を見ながら、「あー、夕日は、何を想っているのかなー?」とおはなしして
いました。。。。あかね
・・・・・

 宮ぷーが思いを伝えられるようになった最初、私に何度も「ゆめかげんじつか」
「ゆめさめてほしい」「なにがほんとうなの?」とすがるように聞きました。その日
のことを思い出しました。私はそばにいて、何度も「全部本当だよ。全部本当に起き
たこと。でも、がんばれば治るよ」と言い続けていたなあと思います。もし、私が倒
れたのであれば、宮ぷーかあるいはどなたかが、同じように言い続けてくださったの
ではないかと思います。そんなことを思っていたときにお友達のともみちゃんが、坂
田明さんの文章を教えてくださました。

・・・・・・・
ジャズミュージシャン・坂田明さん
「生きていく役割 あなたにも!」

 私たちは天変地異に対してはほとんど無力であり、大災害は非情にも、人知の予測
を上回った結果起こります。被災するという不条理は人類の誕生以来、地球上に断続
的に続いていることであります。地殻変動は地球誕生以来約46億年止まりません。
 私も岩手県、宮城県の三陸沿岸の友人を捜しました。ある人は連絡がつかなくなり
ましたが、ある人たちは連絡がつきました。苦しみ、悲しみ、喜び、楽しめるのは
「生きている人だけ」であります。自然界は決して生きとし生けるものたちにいつも
やさしいわけではありません。しかし、天変地異が起こっても、太陽は出るし、津波
が全部持っていった荒涼とした町や村に、何事もなかったように星は輝き波は打ち寄
せてきます。不条理というほかありません。

 苦しむ人は「苦しい」と叫び、巡り合えた人たちは「よかったよかった」と抱き
合って喜び、家族を失った人は嘆き悲しみ、捜している人は「早く見つけてあげた
い」と泣き、温かい芋煮を食べている人は泣きながら喜び、水道が出たといって喜
び、それをこちらは夕食時にテレビで見ては毎晩泣き、はては何もしてあげることが
ないといっては泣きと、いう人たちもいる有り様です。

 しかし、この時を共に生きていることそれ自体が、被災した人も、そうでない人に
とっても、互いに大切な役割なのだと思います。もし、あなたが生きていなかったら
誰が被災した人の悲しみやつらさ、無念さを受け止めてあげられるのでしょうか? 
被災しなかったことも役割なのです。生き残った人には、生き残ったことで次の世代
に命をつないでいく役割があります。起こったことを伝える役割もあります。無念に
も突如として命を奪われた人は「人間にはこれ以上の悲しみはないぞ」ということ
を、その人たちの尊い命で、生きているものへ重く伝えられました。 谷川俊太郎さ
んの書かれた詩に故武満徹さんが曲をつけた「死んだ男の残したものは」という歌が
あります。そのなかに「死んだかれらの残したものは、生きてるわたし、生きてるあ
なた、他には誰も残っていない」とあります。

 生きているものが残らなければ、誰も残っていなくなる、ということではないで
しょうか。生きているものが明日に向かって生きなければ、亡くなった人たちは報わ
れようがなくなる気がします。そして誰が弔ってあげられるのでしょうか。
 歌は続いて「死んだ歴史の残したものは、輝く今日と、また来る明日、他には何も
残っていない」と終わります。被災地に今日輝く太陽や星は、無常でも非情でもある
かもしれません。でも太陽が出なければ、星が輝かないと、希望はありません。そし
ていつものように明日が来るのです。明日が来なければ生きていけません。
 成長して次の社会を支えていく子どもたちを誰が支えるでしょうか? 生き残った
大人が生き延びないと子どもたちは大人になれません。みんな生きていく上での役割
があります。あなたにも、あなたにも、あなたにも!
・・・・・・・

 私は、この何日か、自分は東北へ出かけていくこともしないでいるし、思うばかり
で、何もできていないなあとそのことに心が痛かったです。けれど、坂田さんの文章
を読んで、いま、私がもし東北の方へボランティア休暇をいただいて出かけたとした
ら、宮ぷーのリハビリを毎日続けていくことができなくなります。そしたら、きっと
また後悔をしてしまう。自分のできることを精一杯続けていこうと思いました。それ
は東北のみなさんのことを何もしないのというのではなくて、きっとできることをし
ている今の状態でそれでいいのかなと思ったのです。まだよくわかりません。考え続
けようと思います。

 今日病院へ行くと、宮ぷーが長い言葉をいくつにも分けてレッツチャットにいれて
いました。「かっこちゃんこのまえはころすなんてひどいことをいってごめんなさ
い。あのときはまだ、じぶんのからだがうごかいこともりかいしていなかった。こん
なによくしてくれてるのに、ほんとうにごめんなさい。このことをおもいかえすとこ
ころがつらくなる。かなしませてごめんなさい」「じぶんのこともごかいしてた」
「かっこちゃんにひどいことをいったときゆめとげんじつわからなかった」そう言っ
て、泣きそうにするのです。

 ずっとずっと前のこと、宮ぷーがまだ、「ゆめかげんじつかわからない」と言って
いたときに、一度だけ急に怖い顔になって「ころす」と言ったことがありました。そ
の頃は、ベッドが夜中にうきあがってくるくるまわったり、外に知らない人がいて、
窓からのぞいていたり、幻聴と幻覚のようなものに悩まされてもいました。それか
ら、誰のことも本物かどうか信じられなかったりしたこともありました。

「ころす」と言ったときには、私が記憶しているのと宮ぷーが記憶しているのでは少
し違います。そのころは、MRSAにずっと感染していました。なんとかそこから抜け出
したくて、人体には悪い影響がない、強抗菌の消臭スプレーを教えていただいて、そ
れを使っていました。宮ぷーにも何度も、これは、消臭スプレーとして使うのじゃな
くて、菌を消してくれるんだよと言って、わたしの口の中にもスプレーをして(そう
しても大丈夫なのです)風邪から守ってくれるのだって・・・。と言って、宮ぷーの
体の上にもシュシューと使っていました。けれど、説明が足りなかったのか、そのと
きは、私が宮ぷーの痰とかおしっこの匂いがすると思ってしたと思ったのか、それと
も、やっぱり幻聴とか幻覚とかがあったのか、「ころす」と言いました。

私は驚いて、そして泣きました。「ころす」と宮ぷーに言われたことを嫌だから泣い
たのではないのです。いつもいつも優しい宮ぷーが、そんな言葉を使うのはどうして
だろうと思ったのです。宮ぷーが本当につらくて、さびしくて、誰のことも信じられ
ないほど不安で、本当にどうしていいかわからない中にいるんだと感じて、宮ぷーの
ことがいっそう大切に思えて、いとおしくて泣いたのです。その言葉に宮ぷーは一年
以上たった今も苦しんでいたのだと今日知りました。「宮ぷー、そんなに苦しまない
で、自分を責めないで。私はその言葉を聞いて、宮ぷーのことをいっそう大切にした
いと思ったよ。理由はわかる?」宮ぷーはびっくりした顔をして、首を振りました。
それくらいつらい中にいるんだってわかったからだよ。もうだから、忘れてね。その
言葉で苦しまないでね。でも、あの日もきっと今を築く石垣のうちの一個の日だよ。
大切な一日だよ。宮ぷーは、また泣きました。「ありがとう、ああよかった」と言っ
て泣きました。私はそんなにまで思っていたことを知らなくて、また涙が出ました。

かつこ

 

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災害対策支援医療チームの看護士さんの日記をご紹介します。
メディアでは伝えきれないことを知ることができました。

 医療スタッフとして、
 被災地で働いた看護師さんの日記です。
 
 出発の前日、荷造りに財布やお金は不要と知ります。
 持っていても使い道はない、
 食事や睡眠は確保できないと思う事、
 トイレも仮設トイレは被災者優先と‥‥。
 「想像以上に現場は壮絶。
  甘い考えやボランティア精神の人は
  ここでリタイアしてください」とリーダーの挨拶。

 「現場ではどんな状況下でも絶対に泣かないこと。
  私達は同情しに行くんじゃない。
  看護、医療を提供しに行く。
  あなたたちが泣きたい気持ちなんかより、
  現地の方々はどんなに泣きたいか」
『こんなに裕福な東京医療チームの涙なんて現地の人には迷惑や嫌味だからね』

へたれな私はもうこの時点でドヨーンとした思いでした。

ばっちりメイクの先輩も名指しで呼ばれて

『化粧なんてして来ないように』


協議が終わって部屋に帰ってからは不安な気持ちを紛らわせたくて
お友達にメールしたり
被災地に行く宣言をすることで自分に気合いを入れていました。


続きは、
こちら被災地で働いた看護師さんの日記




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おはなし広報大使のマーチン@まほろばさんが、
「おはなしノート」の日本語版の他に英語版も紹介してくれてます。

おはなしノート」とは、イラストを指さすことで、
相手の気持をきいたり、相手に気持ちを伝えたりすることのできるツールで、
この画像データを使って「おしゃべりプレイヤー」で読み上げのできるデータを作成しました。
日本語と英語に対応しています。


無料でダウンロードできます。
Windows 7 / Vista / XP で動作します。



●インストール 

まほろばさんのホームページはこちら
           ↓
http://mahoro-ba.net/e1405.html


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バシャン、バシャン--。
 被災者でいっぱいの避難所に、
水の入ったペットボトルをたたきつける音が響き渡る。
 この場所で生活を始めたばかりの大田敦也君(10)が、
兄の貴之君(12)に遊んでもらっていた。しばらくすると
敦也君は毛布の上に寝転がり、
母明子さん(38)の携帯電話を手に取った。
 「テレビ見たいのに、もう電池がないよー」。
不安げな声が次第に大きくなっていく。
「大丈夫よ、大丈夫」。
周りの目を気にしながら明子さんがなだめた。
 
 約300人が避難生活を送る岩手県大船渡市の
市立大船渡北小学校の体育館。自閉症の敦也君は、
この学校の特別支援学級の4年生。
行動が落ち着かないため、
明子さんはつきっきりで世話をする。
 今は、疲れているのか夜はよく眠っている。でも、
ちょっと目を離した隙に行方が分からなくなったこともあり、
気の休まるときはない。
 「それでも体育館では手足を伸ばして寝られるだけでも、いい」。
明子さんはしみじみとそう言った。
 敦也君は余震などが起きると大騒ぎしてしまう。
パニックで避難者に迷惑をかけることを恐れ、
一家は地震後の1週間、避難所に入るのを避け、
車中泊を続けていたからだ。

   □   □    

 寝泊まりしていたのはワゴン車。
敦也君は1日の大半を車内で過ごしていた。
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のせりふを繰り返し、
鼻歌交じりに車の壁をリズムよくたたき続けた。
多くの自閉症児と同じく、
敦也君も環境変化や強い刺激が大の苦手。
見知らぬ人に囲まれたり、
サイレンや雷の音を聞いたりすると、
耳を塞いで「どうしよう」と大声で泣き続ける。
 
事情を知る小学校の先生や友達が、
敦也君の車におにぎりを届けてくれ、
食事に不自由はなかった。しかし、
避難所には学校以外の人も身を寄せ合う。
明子さんは
「誰もが敦也の障害を理解してくれるとは限らない。
いつ大騒ぎしてしまうかと思うと、
避難所には入れなかった」と振り返る。
 敦也君の祖父、勝介さん(70)らも同じ車で過ごした。
「敦也を安心させるため、
できるだけ一緒にいよう」と校庭に車3台を並べ、
親戚を含め計8人で車中泊を続けた。
敦也君の家も勝介さんの家も、
明子さんの実家も津波で流された。

 「車以外に泊まるところがない」のが実情だった。
 市内には毎晩のように乾いた雪が舞う。
勝介さんが夜中に寒さで目が覚めると、
エンジンを5~10分かけ、暖房を動かした。
しかし、残るガソリンはわずか。
 風呂も入れず、下着を買いに行くこともできないまま
地震発生から1週間を車内で過ごした。
明子さんは「いつまでこの生活が続くのか」と
不安で目が覚め、
朝4時から眠れないこともあった。
狭い車で過ごすのは限界だった。
 今の避難所暮らしは、
その時よりは快適であることは間違いない。
ただ、敦也君が「車でご飯を食べようよ」と言うこともある。
この先の生活の見通しは立っていない。
「周りに大目に見てもらいながらここで過ごしたい」と
一家は願っているが、不安が消えることはない。(安倍龍太郎)

jiheisho_M.jpg






 
避難所で自閉症の子を受け入れるには

 日本自閉症協会(東京都)によると、
普段と違う場所や騒音に弱い自閉症の人には、
避難所での生活は相当なストレスがかかるという。

 同協会は「寝ている人がいるから静かにする、
といった共同生活の『暗黙の了解』も苦手」と説明する。
パニック状態になって大騒ぎする可能性もあるため、
「家族も『迷惑をかける』と悩んで、
避難所に入れないことがある」という。

 アスペルガー症候群など自閉症と似た特性を持つ人たちにも、
同様のことが当てはまる。また、
一見障害があるようには見えなくても、
程度の差はあれ自閉症に近い特性を持つ人は多い。
 
避難所に入れず車や傷んだ家で生活する例は、
2004年の新潟県中越地震の時にもみられた。
避難所に入れないことで、周囲に問題が認識されづらい、
配給が受けられない--といった弊害を生むことも指摘されている。

 同協会は、そうした人たちや受け入れ側に対応策を示すため、
自閉症の人たちのための防災ハンドブックを作成。
自閉症の特性の説明や、コミュニケーションの取り方などをまとめた。
その中で、「わがままではなく障害の特性であることを知って」と
周囲の理解を求めている。
 
 特に重要なのはパニック状態になった際の対応だ。
しかったり押さえつけたりせず、「『大丈夫だよ』と声をかける」
「離れた場所に移して落ち着かせる」
「興味を切り替えられるもの(飲み物・食べ物・ゲームなど)を
勧める」といった方法が有効という。 

 指示する際には、本人に個別に説明することが重要だ。
順番を守るということを理解しにくい人には、
配給なども個別にする必要がある。
 
同協会は避難所に専門の知識を持ったスタッフを置くことが必要
と訴えているが、そうした態勢を十分に整えるのは容易ではない。
そのため、同協会は、周囲の視線や音を気にする場合は、
避難所に仕切りで区切った場所を用意する、
耳栓やヘッドホンをつけてもらって騒音を遮る、
といった応急策も示している。(赤井陽介)



ただこれはただの1例でしかなく、
もっと多くの避難所で起っている悲劇だと思って います。
障がいを持つ子の親として、何とかしたいという
非常に差し迫ったおもいで在りますので
皆様にもご協力願い、山形県の受け入れを被災地にて
広報して頂ければと思います。 

          『山形県の支援体制の動きをお知らせします』


こちらは被害が少なく被害の大きさが報道されるたび、
被災地の障害を持った子ども達とご家族の事が心配になり、
素早く被災を受けた家族(支援学校の)を受け入れるように
有力な方々に県に働きかけ て頂き 現在はある程度の支援体制が整ったと伺っています。

ただ県としては行政をまたいでの広報は出来ないようで、
県ではそういう対策はとっても避難所で相談を受けた時点で
県庁から係が出向き、個々に支援させて頂くといった受動的な取り組みです。

                    【山形県ホームページより】

平成23年度 東北地方太平洋沖地震情報 被災地(被災者)の支援について
の中に福祉避難所の開設について書いてあります。

福祉避難所の開設についての連絡先
山形県健康福祉課

023−630−2203、2293(直)
FAX 023−630−2111

E-mail  yshogai@pref.yamagata.jp

※特別支援学校においても転校等の長期避難に関しても
  対応を取っているようです。

※避難所で保健師等が受け入れ対象者に各当する事を判断した場合に、
  避難所担当者からの電話連絡でとなります。

※施設への直接申し込みはしていないようです。



 

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