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今から25年程前の話ですが、
私の母は40代から血圧が高くなり、上が180~200位ありました。
病院にも掛かっていて、血圧を下げる薬も飲んでいましたが・・・
この薬を飲むと、とても気分が悪くなるので飲むのを止めてしまっていたそうです。
そして、母が49歳の時、
夕方、私が食事の用意をしていると、
妹から電話が掛かって来ました。
「お母さんが、分からなくなって救急車で運ばれた!早く病院に来て!」と
何が何だか分からないまま急いで病院へ行きました。
病院に着くと、妹が居たので「お母さんは?」と聞くと下を向いたまま黙っています。
そして、父や姉や兄にも問いかけたのに誰も話してくれません・・・
困っていると、父の妹(おばさん)が、母の状態を話してくれました。
「お母さんは、頭の真ん中の血管が裂けて危篤状態で今、手術をしている。」
「え?・・・何・・何で?」・・・
妹の方を見るとわんわん泣き出しました。
そうです、病院に来てすぐに母の状態を話してもらおうと思って
妹達に話かけましたが、母の状態を医師から聞きレントゲンを見ていた
妹達は、私にその事を告げるのが辛かったのです。
それが分かった私も、わんわん泣いてしまいました。
そして、手術も終わり病室に運ばれて来た母の姿は頭に2本の管が付いていました。
医師の説明では、「もう手の施しようが無いので、頭の中に溜まった血を抜く事しか出来ません。
お母さんは後、一週間の命でしょう・・・・・会わせたい人がいたら呼んであげて下さい。」
あぁ・・・なんと悲しい告知でしょう。
この時、私は20代でした。
後、一週間で母が亡くなってしまう・・・
夢ならさめて、お母さん、お母さんと何度も呼びました。
でも、母は目を閉じたままでした。
私たちは、病院に寝泊りして交代で母に寄り添っていました。
親戚の人や母の友達も見舞いに来てくれました。
母の妹達は、毎日やってきて奇跡が起きないかとお祈りもしてくれました。
私も必死になって奇跡が起きるように祈りました。
そして、意識の無い母の手をにぎったり、話し掛けたりしました。
何の反応も無い母でしたが、6日目に手をにぎった時
ぎゅうっと、にぎり返してくれたので、
兄妹に「お母さんが手を、にぎってくれた。」と言うと、
無意識で手が動いただけだとみんなに言われました。
そして、悲しい事に、
医師の宣告通りたった一週間でこの世を去ってしまいました。
まだ、49歳・・・子育ても終わり、やっと生活も楽になり
これから父と第二の人生が始まる予定の母でした。
まだまだ、やりたい事も有ったでしょう・・・
脳幹出血で倒れてから、誰とも話す事もなく逝ってしまった母
悲しくて、悔しくて本当に辛かったです。
あれから、25年・・・・不思議なめぐり合わせですね、
今、私は同じ脳幹出血で倒れた「宮ぷー」さんを応援しています。
そして、1つ気付いた事があります。
母は49歳でこの世を去ってしまいましたが・・・
同じ病気の「宮ぷー」さんが、奇跡的に回復されて頑張っておられるブログ
「宮ぷー レッツチャットで、今日もおはなし」を読んで思ったのです。
http://ameblo.jp/miyapu-ohanashi/
母は意識不明のまま一週間の命でしたが、
亡くなる前日に私の手をぎゅうっと握ってくれました。
その時は、無意識で手が動いただけだとみんなに言われましたが、
「宮ぷー」さんのブログを読んでいて、
やはり母は意識が有って私の手を握ってくれたのかも知れないと思うと・・・
悲しいけど、最後の握手が出来たんだなと思えました。
今までは、考えられなかったけどそんな風に思える事がとても嬉しいです。
私の次男(中2)は重い自閉症なので言葉がまだ話せませんが
宮ぷーさんが色々な意思の伝達方法を使っている姿を見て
我が子にも可能性がいっぱい有ると希望も持てました。
本当に「宮ぷー」さんやかっこちゃんの存在を知って良かったです。
これからも、お二人で夢をかなえていってください。
私も「 おはなし広報大使」としてお手伝いさせて頂きます。
「満月をきれいと僕は言えるぞ」の本は本当に素晴らしい本です!
勇気や希望が湧いてきます。
真実の本だからこそ心に響きます。
私は涙なくしては読めませんでした。
もう号泣です。
一人でも多くの人に読んでもらいたいです。
いつもありがとうございます。 私もおはなし広報大使として頑張らなくちゃと思わせて頂いてます!! 私の母は、脳梗塞の、初期症状で危なかったところを看護師だった姉や名医を知る周囲の方にお医者さん言うところ「奇跡的に」助けられ、短期入院で退院して今は通院と薬で済んでいますが、どこかで、このこともお伝えして、多くの方に脳の病気の怖さ、初期症状を知って頂かなくてはと思いました。ありがとうございます。
よっきーさんのお母さんも、脳梗塞だったのですね、
奇跡的に助かって本当に良かったです。
確かに、脳の病気の恐さや初期症状を知ってもらって
助かる命も助けたいですね。
よっきーさん、のコメントが嬉しくて涙がでました。
本当にありがとう。
>2010-12-27 11:14:51 「宮ぷー」さんと同じ脳幹出血だった母 よっきー
> いつもありがとうございます。 私もおはなし広報大使として頑張らなくちゃと思わせて頂いてます!! 私の母は、脳梗塞の、初期症状で危なかったところを看護師だった姉や名医を知る周囲の方にお医者さん言うところ「奇跡的に」助けられ、短期入院で退院して今は通院と薬で済んでいますが、どこかで、このこともお伝えして、多くの方に脳の病気の怖さ、初期症状を知って頂かなくてはと思いました。ありがとうございます。