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徳島で特別支援教育講演会がありました。

今回は、講師としてアットマーク明蓬館高等学校で共育コーディネーターをされている。南雲明彦(なぐもあきひこ)さんが講演してくださいました。

まず、彼の経歴から(ご本人様ブログより)
21歳になるまで「理解力はある程度あるが、読み書きがうまく出来ない」という困難に苦しみ、引きこもりや自傷行為、強迫性障害による入退院を繰り返す。自身がLD(学習障害)のディスレクシア(読み書き障害)であることを知り、ようやく苦しみから解放される。「LDは自分の中の宝物」と断言し、年間100回の講演や支援・啓発活動に尽力中。


今日の講演は、ご自身が今まで経験された事を詳しく話して下さいました。外見だけでは、分かり難いディスレクシアと言う読み書きの障害についても分り易く説明してくれました。

【ディスレクシアとは】
知的な遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、
計算するなどの能力のうち特定のものができないのが
「学習障がい」で、中枢神経に何らかの機能障がいがあると推定される。

このうち特に読み書きに困難を伴う場合を「ディスレクシア」という。ギリシャ語の「できない」(dys)と「読む」(lexia)に由来する。耳から入る情報、目から入る情報などを正確に自動的にすばやく処理できないことから起こる。

南雲さんは、この様な症状を持ちながら地域の学校で学びました。
そして、回りからの理解が得られずに何度も挫折し一時期、不登校にもなりました。なぜ?自分だけみんなと違うのか?真面目に取り組んでいるのに叱られるんだろう?みんなと同じように字が読めて書きたいといつも苦しんでいたそうです。誰もこの苦しみを分かってくれなかった・・・

そして、高校生の時、精神的にも参ってしまい病院へ自分から入院された事など本当に辛かった時の事を切々と語ってくれました。
この時、回りの適切な支援が有れば、
この様な二次障害も起きなかったであろうと言われてました。

本当にそうですね。
見た目では分かりづらい障害ゆえに、回りの理解も得にくいですね。

実は、私も読み書きの苦手な子ども(自己診断で国語や算数の苦手なLD)でしたので、南雲さんの苦労が手に取るように分かりました。講演の後で、少しお話する事が出来てとても嬉しかったです。

これからも、南雲さんの様な方が公の場で、
発達障害についての辛さや支援の仕方を広めて頂きたいと思いました。
私も微力ですが応援したいと思います。

南雲さんのホームページを紹介します。
http://ameblo.jp/nagumo-akihiko/entrylist.html


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