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                                   平成22年11月13日(土)
全日本手をつなぐ育成会理事長の副島宏克さんが
記念講演をしてくださいました。

「障害者福祉の現状と課題・そして育成会運動」

これからの取り組みとして、真のインクルージョン社会を目指す事。
中央の取り組み・・・{障がい者総合福祉法(仮称)}が出来たとしても、
「障害者虐待法の法制化」「青年後見制度の確立と普及」
「所得保障の確立」が必要条件である。

福祉施設や国へ望む事。

1)社会福祉法人として、社会的な責務を果たす事(地域の支えの役割)
利用者に寄り添い、法律に縛られた事業展開ではなく、法律を使いこなす事業展開を!(行政は前例無きものはやらない!)受け入れ態勢を作っていない親子で福祉を受け入れられるようにする。

2)事業者として、利用者が必要な支援は工夫して作っていくというチャレンジ精神も必要!(事業者として経営者感覚を持つ!)

3)現在の法律の不完全な部分は、速やかに改善して、その上で
普遍的な制度を作る事。それを「障がい者総合福祉(案)」に期待したい。
(改正するところは、手早く直す!)

4)「地域主権戦略会議」での地域主権への転換によって、障害者施策の地域格差に危惧!「ひも付き補助金(※組織の考えでかわる)から、一括交付金へ」その対策が必要!

まさに、今、私が知りたかった内容をお話ししてくれました。

育成会としてやらなければならないこと。

①親の思いの実現(安心)ではなく、本人の思い(幸せ)を実現する。

②本人を社会人として認め、一人の人間として生きる道を考えていく。

③行政依存型ではなく、自分では何ができるか?(親も地域でボランティアを)地域の中で、出来る範囲の共同作業をする。

障害者福祉の地域支援基盤は不足している。「国民の理解」を得ながら進めていく事が必要。(我々が地域に対してどんな貢献が出来るか?と考える。


最後に!
障害者福祉のチエックポイントとして

1、障害者問題を「障害のある人と家族だけの問題」とせず、「国民一人ひとりが自分の問題として理解しているか?

2、障害者福祉が「特別の人達の福祉」ではなく、「一人の人間としてまた普通の国民の福祉」として受け入れられているか?

3、障害者が「安心して暮らすことのできる街づくり」は進んでいるか?

たえず、この3点のチエックを忘れないように。

5年間、何の変化も無ければ、自分達が何もしていないと言う事です。人に依存するのではなく、自分が実行する。そしてそれが大きな力となって国を動かして行く!夢は実現させましょうと励ましてくれました。

分科会では、

第一分科会 障害児の福祉について~暮らしの諸問題と育成会活動~

ここで、私の身に降りかかっている問題についてお話する事ができました。

我が家の3番目の息子(知的障害と自閉症)
この子は、中学部2年ですが言葉も無く、障害も重いです。
最近は身体も大きくなり、支援も難しいです。

来周には、中国・四国大会(11月19・20日)が広島で行われます。しかし、この重い障害児を預かってくれる所が有りません・・・

短期入所(ショートスティ)を断られています。
徳島県のどこを探しても有りませんでした。そしてやっと見つかったのですが、そこは「来年から強度障害の人は受け入れなくなります。」とおっしゃいました。他の県でもこんなのは当たり前なんでしょうか?

このような子を持ってる親は病気で入院する事も出来ないんですよ。有り得ないでしょう?・・・・と、話ました。

この話を聞いて、地域生活総合支援センター所長が言いました。

「アドバイスは今のところ無い。単価が安くて出来ない。社会的責任が有ろうかとおもいます。まぁ、地域の議題には上がっています。」との回答でした。

これを聞いて、副島先生が

「自立支援法在宅サービス・・・財源が無くなった。介護保険統合?大反対運動が出た。財源は?自立支援法 障害の有る子どもの法がそこに入ってこれない。さい量的経費が無くなって、義務的経費になってきた。障害がある子どもの問題が・・・しかし予算が足りない。報告書 施工三年後の見直し自立支援法 補足、障害児の事を話せなかった。野党や与党になって主力になってしまい子育ての案がすべて廃案になってしまった。8月の新法に入るかどうか分からない」
そして、
「現場の声」を届けましょう。何を大切にしているか?によってお金がでる。知的障害に対しての議員がいない。知的障害の義員連盟を作る必要がある。 親の方から県に要望・・市町村・・・施設に・・・
事業所で工夫していって貰う。まず、相談支援センターに相談する。市町村相手に話をしに行く!組織を積み上げる。地域生活に市町村は判断している。お互いに歩みよる。お母さんの声が必要。」と提案をしてくださいました。今回はとても勉強になりました。そして良い助言をして下さって嬉しかったです。

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